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スキャン 6.jpg熱帯の莫大な循環と混沌の中で、
権力と地位を手にした王と妃は
太陽の源を求めた。
従者に選ばれた土豚は増殖を繰り返し、
やがて価値を計る術を失い、
目的を忘れる。
騒がしく議論好きの彼らは
ひしめき合いながら
腹を満たす方法ばかりを主張し、
黄金色の幸福に執着した。
熱帯育ちの種族は、
これから幾多の冬を経験し
多くの仲間を失うが
九つの命がある黒猫の様な
強い生命力は、困難を通して
とても深い愛情を育む。
そしてパタゴニアへ到達した。
王と妃は岬の断崖で立ち止まる。
氷河と草原と砂漠、
さらには強風さえも
簡潔に配置された
『巨大な静止』を背にし、
初めて慈愛の存在を理解した。
源を望む岬の彼方では、
今日生まれた太陽が、
やがて終焉を迎える。



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